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6円


台風18号の心配していた進路は、九州を大きく外回りするように北上して最悪の事態は避けられました。ですが吹き返しの強さや韓国での被害等を見てみると、もしこの台風が九州北部を直撃していたら大変な被害をもたらしていたのではないかとゾッとしました。あれからは台風の発生はまだあるようですが、日本には影響ないものが多く、安心できる時期になってきたようです。

 9月の日照不足や長雨の影響でレタス、ピーマン、トマトなど出荷量が少なく、値段が高いと昨日の新聞にも載っていました。久保田農園での価格は年間一定のため注文数が跳ね上がりますが、当然出荷できる数量は日々厳しくなり、その対応に販売部は苦悩しております。 

 野菜の価格のことで、前号に引き続いて例の『オランダ通信』の記事に驚く話があったので紹介しましょう。オランダはトマトの生産が盛んで、技術が年々進化しているそうです。日本でもオランダの生産設備を導入して広大なハウス栽培を始めている農家がTV等で紹介されてるのを見ます。現在オランダではトマト10aあたり60トンというすごい収量が上がっているそうで、日本の20トン前後と比べると相当な開きがあります。驚くのはその単価です。少し調べますと日本ではキロ300円~500円くらいで推移しているようですが、オランダはなんと6円。何かの間違いではないかと思いましたがそうではない本当のようです。当然農家の経営は相当厳しくトマトから別の作物に転換したりしているようです。

 私はこの6円という数字に驚きましたが、先進地で早くもこの現象が出ていることがとても気になります。先ほど書きましたように日本はオランダに追い付けと様々なシステムの導入が進み、収量も上がってきているようです。ですがこの先にはやはり過剰投資過剰生産という状況に陥るのではないかと心配です。以前も書きましたが、漁業や花鉢物業界の道具や設備の進化の末、今どのような状況にあるかをみると、野菜も同じような道を進んでいるとしか思えません。ここ数年野菜においては伸びているようで、野菜農家は皆忙しいと耳にします。これから先しばらくはまだ登っていくでしょうが、技術の進歩、普及とともに登っていく山ははどんどん低くなっていくかもしれません。


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