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 3月上旬並みの気温という日がしばらく続くようですが、ここまで暖かい日が続くとさすがに少し心配になってきます。ひとつは予定していた期間前に収穫が終了してしまうことです。野菜は冬を迎えて気温が下がると体内で花芽を作って春の出芽を待ちます。まだ表には蕾などは見えませんが、植物内ではあと葉を何枚出した後に蕾を出すというのが決まっています。この植物体内で小さな蕾の赤ちゃんができることを花芽形成といいますが、 植物は花芽形成などの体の変化のきっかけを積算温度でとらえています。1日の冷え込みが基準を下回ったからといって花芽形成になるのではなく、最低気温を一定期間足していってその気温の累計が基準を下回った時に次の季節への変化を始めるわけです。ですから今年の様な暖冬の年は花芽形成時期も相当遅くなっているはずです。それなら花が咲くのも遅いだろう、となりそうですが、現在の3月を思わせるような気温でぐんぐん成長しているため、花が咲くのは結果的に早くなりそうです。畑の野菜に目を向けるとその変化に気づきます。サボイキャベツやカボロネロは分かりやすいです。特にカボロネロは色が少し薄くなって、葉の表面のイボイボが少し平たんになってきます。こうなってくるのは植物が栄養を葉から種子の方に栄養を送るようになったからです。今からこのような現象が多くなり野菜も終盤を迎えます。

 こんな心配な春ですが、もう一つの心配は値上げの春です。最近は業者の方が来られる理由のほとんどがこの単価改正についてです。上がり幅が大きいのは段ボール、出荷運賃です。そのため弊社としても4月以降お客様にご負担をお願いしたいと考えております。なかなか難しい時代に入ってきたという感じです。これも大国の政治家一人の影響だとするなら、困ったものです。世の中のすべての流れが滞って、それによって新たな争いが起きそうな気配もしているくらいです。気になるのは他にも。これを書いている今まさに「はやぶさ2」がリュウグウに着陸を続けています。あと30分程度で結果が出そうですが、上手くいってくれるといいですねー。しかしこんなことができる時代になったのもすごいですね。今後携帯電話の5Gでも遠隔操作が期待されています。もしかしたら家にいながら、トラクターなどの農機をオペレートできるようになるのかもしれませんね。春が来るのも早そうですが、これからの人類の春もどんどん早くなるようですね。希望が持てる春になればと願っています。


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